Unityで脱出ゲームを作ってみる(0) 決断の章
2016/02/07
さぁゲームを作ろう!という時に、やはり『自分が納得できるものを作りたい』という欲望に駆られてしまいますが、忙しいサラリーマンの自分にとっては何かを妥協しないことには、時間的にとても完成まで辿り着けそうにありません。
ゲーム性とグラフィックをエクセレントに仕上げようとした場合、非常に時間がかかると言う当たり前の事に最近やっと気づきましたので、その一方またはどちらかを妥協する形で「第一作目をリリースする」ということを最優先として、何を作るか考えてみました。
そしてたどり着いた答えが「脱出ゲーム」です。
「脱出ゲーム」はアクション要素も少なく、プログラミング的にはかなり簡単な部類になると思います。
ただし、グラフィック面はそれなりのクオリティーを保っていないと見向きもされない可能性が高いです。
でもそれなりでいいんです。
美麗なグラフィックを売りにした脱出ゲームももちろん少なくないですが、そうでもない作品も割と多く見受けられます。
さらに脱出ゲームの利点としては、そこそこのユーザー数が見込めると言うもっぱらのウワサが存在することです。
さて、では現実的にグラフィック素材をどうやって準備するか考えましょう。
まず外注はどうか。
いつかをやってみたいですが、ゲーム作りのノウハウも溜まってない内に使うのは、リスクがあります。
次にフリー素材の利用。
フリー素材については以前結構時間をかけて探してみたこともあるんですが、意外とイメージどおり!という素材がないんですよね。
探す手間の方が作るよりかかるんじゃないかってくらい見つからない。
もちろん良い素材はたくさんありますけど、それらを集めて1つの作品にしたところで、やはり寄せ集め感が半端ない感じになっちゃいます。
と言うことで、結局のところ、自分で作る方向を模索することにしました。
長期的にもそれが1番良いでしょう。
では、「脱出ゲーム」にありがちな「室内」を表現する方法がないかと言うのを探し回ったところ、とても良いアプリケーションを見つけました。
SketchUpというツールです。
これを使えばちょっとした建物を作るのもこんなに簡単。
長方形を適当に配置して、
ミョーンと延ばして
コンクリートのマテリアルをつけて、ビル的なものが完成! 10秒!
超簡単! これでミステリアスな部屋をガンガン作るぜ!
コレしかない! コイツで決まりだ!
これでサクサク作って、広告収入でウハウハだぜ!
え? 無料版って商用使用禁止なの!?
じゃ、買うよ! いくらなの?
え! 118,000円(定価)!
クs、ベジったれぇぇぇ!!!!!
さすがに10万円超は買えない…。
やっぱり、3D系のソフトウェアは高いよね。
あきらめるしかないのか…。
「あきらめるのはまだ早い!」
ま、まさか、お前はB……(to be continued)